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古紙の再利用

北越紀州製紙では古紙を上手にリサイクル。
古紙パルプを多層に使った白板紙。

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各種パッケージ、ノート、絵本などに
使われています

北越紀州製紙は、環境憲章の行動指針として古紙利用の推進を掲げており、古紙の再利用を積極的に推進。その使用量は着実に増え続けています。古紙の原料は新聞や雑誌などからつくられた脱墨古紙パルプで、古紙のリサイクルは紙ゴミの減量化や資源循環に大きく寄与しています。
各種パッケージをはじめとして、ノートや雑誌などの表紙類、絵本などに使われているのが、古紙原料を使ってつくられる白板紙。この紙は、表面を白くしたい一番上の層に上質系古紙を使い、中間層を白色度の低い新聞古紙や雑誌古紙を重ね、多層になっています。

新聞・雑誌古紙パルプをつくる工程

関東工場のラインの例

 古紙を再生紙にするには、ゴミや異物を取り除き、繊維の表面のインクを落として、きれいな古紙パルプにしてから、ようやく再生紙の原料として使えるようになります。古紙パルプだけで再生を繰り返すと繊維の強度が弱くなるため、常に新しいパルプ繊維の投入が必要です。再生紙原料として使えない古紙は、固形燃料(RPF)などに活用され、役目を終えます。

<古紙原料>

集められた古紙原料は、敷地内に現代アートのオブジェのように林立し、再生の時を待ちます。

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<離解>

洗濯機に似た「パルパー」と呼ばれる機械の中で古紙原料に水を加え、かき混ぜながらほぐしていきます。

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このときにビニールひもなどの粗大異物も取り除きます。

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<除塵(重い異物の除去)>

高濃度クリーナーの中でサイクロン流を起こし、下部にクリップなどの異物を落として取り除きます。

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<脱墨(インクの除去)>

フローテーションで、パルプ原料液の中に含まれているインキを泡に付着させて取り除きます。

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<精選(細かなゴミの除去)>

小さな目穴のふるいのスクリーンにかけて細かなゴミを処理します。

 

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<漂白・洗浄>

漂白と洗浄でパルプ原料を更にきれいにし、高品質な古紙パルプができ上がります。

 

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<新聞・雑誌古紙パルプ>

でき上がった古紙パルプは白板紙の原料となります。

 

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禁忌品

再生をさまたげる禁忌品

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 ビニールコーティングされた紙、写真、感熱紙、粘着テープ類、ファイルの金具、雑誌付録のCD-ROM、捺染紙(アイロンプリントの紙)などは「禁忌品」と呼ばれ、これらが混ざったままでは再生紙をつくる際、障害になります。
 関東工場(市川)では、月に1万2000tもの古紙原料が回収業者によって集められますが、原料として使う前に必ず作業員が手作業で確認します。回収した中に、本の中にカセットテープや発泡スチロール、付録のシールなどが混ざっていたり、また建材タイルが貼られた住宅見本帳やヘアカラーサンプルが混ざっていたりするからです。1日200tを、5〜6人で検査する根気のいる作業です。

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古紙の山で格闘中

 分別することで古紙は再生紙の原料になりますが、異物が混入したままでは古紙パルプをつくる際に時間や原料の損失につながります。古紙の分別収集の際には除外して出すようにしましょう。

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