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環境憲章

 北越紀州製紙は、かねてから人間尊重を経営理念の根幹としています。
 会社と労働組合は相互信頼のもと、相たずさえて、心を込めた商品作りで会社の永続的発展を行うべく、昭和45年に「労使共同宣言」を採択しています。
 さらに、昭和49年には社会との共存基盤をいっそう確立するため、「環境保全に関する労使共同声明」を採択し、環境保全に万全を期して参りました。
 平成5年には、環境保全に対する重大性をより深く認識し、さらなる取り組み姿勢を明確にし、具体的行動において徹底を図るべく、以下の「北越製紙環境憲章」を制定しました。

環境憲章

北越紀州製紙は、本憲章の基本理念を企業活動の根幹とし、労使一体となってこれの顕現に努めることを宣言致します。

基本理念
持続的発展が可能な社会の実現と、名実ともに優良企業たるを期するために、環境にやさしい企業活動を追求し、もって豊かな地球環境保全への社会貢献を行う。
基本方針
1.森林資源の保護育成
1.事業活動に係わる環境負荷の低減
1.活資源・省エネルギーの推進
行動指針
  • 森林資源の保護育成
  • 環境にやさしい生産技術の向上
  • 省エネルギーの推進
  • 古紙の利用とリサイクルの推進
  • 廃棄物の減少と有効活用
  • 社会への貢献と社内啓蒙
  • 緊急時の適切な対応

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環境管理推進体制

 環境保全委員会を軸に、各工場の環境保全委員会やISO推進委員会が中心となり、環境保全活動の推進に全社で取り組んでいます。

環境管理推進体制

環境保全委員会の活動

 環境保全委員会は1971年の設立以来、労使一体となって今後の目標や方針を決定し、全社の横断的な活動を審議・推進しています。

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ミニマム・インパクトの考え方

ミニマム・インパクト

 ヨーロッパで始まった、自然と人間の調和を目指す「ミニマム・インパクト」という考え方があります。山や川をなるべく汚さず、草木は踏まない、という点から始まり、自然環境に与えるあらゆるインパクトを最小限にしよう、というものです。

 北越紀州製紙では、この考えに基づき、原料から製品に至るまでの環境へのあらゆる影響を最小限にとどめる「ミニマム・インパクト」の考え方を、環境への取り組みの基本方針としています。

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原材料調達の基本方針

1.環境優先

  • 北越紀州製紙環境憲章を原料調達の基本とし、お客様に安心してお使いいただける原材料の購入をいたします。
  • 木材原料は、海外からの調達は植林木とします。また、海外植林事業を拡大し、自社森林資源からの供給量を増やします。国内の調達については里山二次林の活用と育成や未利用材の活用を進めます。
  • 生物多様性の保全等並びに労働者の健康や安全等の確保に配慮された木材原料を調達します。
  • ※里山とは、人里のすぐ近くにあって、暮らしに利用するための人の手を加えることで、萌芽更新などの再生力により循環してきた山(森林)のことです。
  • ※二次林とは、自然萌芽などの再生力を活用して、新しく育てた林のこと。リグロースとも言います。
  • ※生物多様性の保全等とは多くの生物が生息できる健全な環境を保全することであり、土壌や水資源の保全にも繋がる。

2.オープンでフェアな取引

  • すべてのサプライヤーに門戸を開放し、公平公正な取引を行います。

3.法令の遵守と情報の公開

  • 関連する法令を遵守した原材料の調達を行います。
  • 木材原料は、海外サプライヤーへの出資や直接取引を通じ、適切に管理された森林資源から生産されたものであることを自らが把握・確認するとともに、木材チップソースの情報開示を行います。

4.相互の信頼と繁栄

  • お取引先との歴史と信頼を構築し、共存共栄の精神の下に、環境・安全・品質・コストにベストの調達を追求します。

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木材原料調達の基本方針

【基本的な考え】

  • 北越紀州製紙は、その使用する木材原料を、「原材料調達の基本方針」に基づき、持続可能な森林経営により育成され、合法性が確保されているものから調達します。
  • 具体的には、以下5項目に該当しないことが検証されている木材から生産されたものを合法性が確保されている木材原料と定義し、調達対象とします。
  • (1) 違法伐採された木材
  • (2) 伝統的な権利及び市民権を侵害し伐採された木材
  • (3) 管理活動により高い保護価値が危機に瀕している森林から伐採された木材
  • (4) 人工林(プランテーション)又は非森林用途に転換されつつある森林から伐採された木材
  • (5) 遺伝子組換え樹木が植栽された森林からの木材

【調達に関する取り組み】

輸入チップ

  • 当社が海外から製紙原料として購入する木材チップは100%植林木で、サプライヤーから直接又は商社を通じて調達しています。
  • 各サプライヤーから年1回、集荷木材に関する下記情報及び上述した(1)から(5)の5項目に該当しない木材由来のチップであることの宣言書を入手し、当社が使用する木材原料の基礎情報としています。これらの情報については、必要に応じ当社社員が現地調査を実施して、正確な情報であるかの確認を行っています。
  • * 会社名及び所在地
  • * 森林認証取得状況
  • * 樹種、出材ソース及び集荷地域
  • * 苗木生産者、生産地
  • * 適用となる法令、法規及び管理システム

輸入パルプ

  • 当社が海外から製紙原料として購入する木材パルプは原則、森林認証もしくは管理木材由来の製品であり、サプライヤーから直接または商社を通じて調達しています。
  • サプライヤーから購入したパルプの森林認証に関する情報を入手し、当社が使用する木材原料の基礎情報としています。これらの情報については当社社員が事実確認を行っています。

国産チップ

  • 当社が製紙原料として国内で集荷する木材チップは持続可能な里山二次林由来の木材が原料となっており、子会社である(株)北越フォレストをはじめとした納入会社より調達しています。
  • 納入会社から年1回、輸入チップと同様の宣言書及び集荷木材に関する情報を入手し、当社が使用する木材原料の基礎情報としています。これらの情報については当社社員が事実確認を行っています。

国産パルプ

  • 当社が製紙原料として購入する国産木材パルプは合法性が確保された木材由来の製品であることが証明できることを基本条件としています。

【合法性が確保された調達を確実なものにするための取り組み】

(1) 非認証材の排除

  • 森林認証材、管理木材のいずれにも該当しない木材由来のチップ・パルプを調達しようとする場合、当社において当該木材のリスク評価を実施し、認証機関から管理木材の基準を満たしていることの検証・承認を得たうえで購入します。

(2) トレーサビリティーシステムの活用

輸入チップ
  • サプライヤーに、船積み毎に原料とした木材に関する情報をトレーサビリティーレポートとして提出してもらい、合法性が確保された木材から生産されていることを確認しています。
輸入パルプ
  • サプライヤーから当社に出荷したパルプ原料となった木材に関する情報をトレーサビリティーレポートとして定期的に提出してもらい、合法性が確保された木材から生産されていることを確認しています。
国産チップ
  • 納入会社に、過年度(前年4月〜当年3月)に原料とした木材に関する情報をトレーサビリティーレポートとして提出してもらい、合法性が確保された木材から生産されていることを確認しています。加えて、関連書類(伐採届け、契約書、木材受入伝票等)も確認資料として可能な限り提出してもらっています。
監査及び情報開示
  • トレーサビリティーシステムの運用(木材原料の合法性確認状況)について、第三者機関の監査を定期的に受けることで、その精度をより高めるよう努めています。
  • 使用する木材の樹種や集荷地域、合法性、第三者機関による監査内容等の情報をコーポレートレポートにて開示します。

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冊子PDFダウンロード 北越紀州製紙コーポレートレポート CSR図書館.net

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