石川県能登半島
計画的な植林作業を続け
能登の山を守っています
石川県能登半島にある北越紀州製紙の社有林は、穴水山林(穴水町)と宇出津山林(能都町・柳田村)で、総面積は1050ha。昭和初期に取得し、赤松を中心に、杉などが植えられてきました。その後、赤松はパルプ材として使われなくなり、樹種転換の植林なども行われ、現在では杉が5割以上を占め、他に赤松やヒノキ、青森原産で能登ヒバとして有名なアテ、唐松などの針葉樹と、環境保全林としての広葉樹を保育しています。

竹の支柱で支える雪起こし
山林経営は、関連会社の北越フォレスト北陸営林事業所に事業委託する形で、当社林業部や北陸出張所と連携をとりながら、一連の植林事業を行っています。植林後、数年間は降雪によって苗が倒れやすいことから、春先の雪起こしや下草刈りを行うほか、ある程度生育した樹木の枝打ちや間伐などの保育を計画的に実施しています。
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山林の管理は、これまでは国や県の補助金も受けながら実施されてきましたが、財政難による事業予算の削減などで、計画的な造林・保育が難しい状況となっています。とはいえ、こうした手入れを行わず放置すると山が荒れ、倒木や杉花粉などの大量発生にもつながります。杉は間伐して樹木ごとの間隔をあけないと生育が止まってしまい、一斉に開花して他の場所へ花粉を飛ばそうとするためです。これからも山を守り育てるため、限られた予算の中で、いかに効率的な管理を行うか、知恵と技術を磨いていくことがますます重要となっています。
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