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天然ガス

天然ガスへの転換が完了し
関東(市川)と長岡はオイルレス工場へ

 地球温暖化防止のためには、自然環境の中から得られるバイオマスエネルギーの積極的な利用が望ましい。CO2の排出量を比較すると、石炭は天然ガスの1.8倍、石油は1.4倍になります。そこで北越紀州製紙は、石油から天然ガスへの転換を積極的に推進。天然ガスの使用はコストアップになるのですが、地球温暖化の防止を優先させ、環境への負荷が少ない天然ガスを選択しました。環境への対策としては業界でも独自の取り組みといえます。 関東工場(市川)では、購入エネルギーのほとんどを天然ガスで賄っており、石炭はもちろん重油も使っていません。そのために関東工場(市川)はCO2の発生が少ないだけでなく、SOx(硫黄酸化物)の排出がゼロです。これは都市型工場にとって重要なことです。

 また、長岡工場では2006年に2基ある重油ボイラーを改造し、全量を天然ガスに転換。これによって、工場のエネルギー構成比率で天然ガスが87%、購入電力13%となりました。ガス化工事に伴い、重油系統(配管・加熱器・ポンプなど)はもちろん、重油燃焼に関わるスーツブロー(蒸気でボイラーの中を掃除する装置)・集塵機内筒などの付属装置も除去され、それに付帯する作業の軽減も図られています。
 これらボイラーのガス化により、重油価格高騰から来る価格差のメリットはもちろん、CO2削減をはじめとする公害問題に対する環境面への改善は非常に大きなものがあります。その他、排ガス熱回収による効率のアップや、排ガス温度低下による煙突の劣化対策としての効果なども期待されています。

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